九州電力の社員が、他社が契約している顧客の情報を不正に閲覧していたことについて、経産省は調査結果を報告するよう命じました。
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九州電力が他社の顧客情報を不正に閲覧…経産省が調査結果報告命じる
KTNテレビ長崎 2023/1/19
九州電力の社員が他社と契約している顧客の情報を不正に閲覧していたとして、経済産業省は調査結果を報告するよう命じました。
経済産業省などによりますと、九州電力の社員は子会社が管理するシステムにアクセスし、漏えいが禁止されている新電力＝新規参入した小売り電気事業者の顧客に関する非公開の情報を日常的に閲覧していました。
経済産業省が求めた調査で発覚しました。
社員が閲覧できるようになっていたのは、ほかの事業者と契約していた長崎を含む九州7県の顧客情報です。
九州電力などによりますと、これまでのところ閲覧した情報を自社の顧客獲得に使用した事実は確認されていないということです。
経済産業省は、18日調査結果を報告するよう命じていて、九州電力は原因究明と再発防止を急ぐとしています。
