電力不正閲覧、4社に 四国電発表、さらに拡大も
共同通信 2023/1/20
経済産業省は20日、四国電力の小売り部門の社員が子会社の四国電力送配電のシステムを通じて、ライバル関係にある新電力の顧客情報を不正に閲覧していたと発表した。同様の不正は既に関西、東北、九州電力で発覚しており、4社に増えた。さらに拡大する可能性がある。経産省の電力・ガス取引監視等委員会は四国電と四国送配電に2月3日までに事案の詳細の報告を求めた。
不正が相次いだことを踏まえ、監視委は全ての電力会社に対して緊急点検を実施し、結果を1月27日までに報告するよう求めている。