相次ぐ不祥事で事実上の運転禁止処分を受けている柏崎刈羽原発について、政府は今年の夏以降の再稼働を目指しています。立地自治体の賀詞交歓会では再稼働に期待する声が上がり、主催者としてあいさつした桜井雅浩市長は、再生可能エネルギーの普及とともに原発再稼働の必要性を強調しました。浅はかな感じが否めません。
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不祥事相次ぐも地元経済界は期待 どうなる柏崎刈羽原発の再稼働
UX新潟テレビ21 2023/1/5
相次ぐ不祥事で事実上の運転禁止処分を受けている柏崎刈羽原発について、政府は今年の夏以降の再稼働を目指しています。立地自治体の賀詞交歓会では再稼働に期待する声が上がりました。
柏崎市で開かれた賀詞交歓会。主催者としてあいさつした桜井雅浩市長は、再生可能エネルギーの普及とともに原発再稼働の必要性を強調しました。
■柏崎市 桜井雅浩市長「今年は「脱炭素元年」と位置づけている。原発の再稼働を狙いながら脱炭素エネルギーを柏崎市から供給する」
地元の経済界からも再稼働を求める声が上がりました。
■柏崎商工会議所 西川正男会頭「電気料金値上げ、エネルギー価格高騰が企業に大きな打撃を与えている。日本全体を見たらそういう面での貢献はしないといけない。引き続き原発の再稼働には大きな力を注ぎたい」
経済産業省で立地自治体を担当する幹部も出席し、柏崎市の幹部は原発再稼働に向けた「経産省の覚悟の表れだろう」と話しました。原子力規制委員会による東京電力への追加検査はこの春にも終わる見通しで、県や刈羽村を含めた地元のスタンスが注目されます。
