日本原燃は六ヶ所再処理工場について耐震設計の説明などが来年11月までかかり、完成目標は2年半程度延期され「2026年度内」となるとの計画を原子力規制委に示しました。
この結果をもって、日本原燃は29日に青森県と六ヶ所村に完成目標の延期幅を正式に報告します。
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六ヶ所再処理工場 耐震設計の説明など来年11月までかかる計画を原子力規制委員会に説明
RAB青森放送 2024/8/26
日本原燃は六ヶ所再処理工場について耐震設計の説明などが来年11月までかかるとする計画を原子力規制委員会に示しました。関係者によりますと完成目標は2年半程度延期される方向で調整されています。六ヶ所再処理工場の説明スケジュールは原子力規制委員会の審査で報告されました。
それによりますと日本原燃は六ヶ所再処理工場について月に1回審査会合が開かれた場合、耐震設計の説明などに来年11月までかかり、スケジュールは適宜見直していくとした計画を示しました。
日本原燃は県と六ヶ所村にすでに完成目標の2024年度上半期を断念したことを報告しています。延期は27回目で、関係者によりますと完成目標は「2026年度内」とし、2年半程度延期する方向で調整しているということです。日本原燃はきょうの審査を踏まえ今月29日県と六ヶ所村に完成目標の延期幅を正式に報告します。