福島第1原発事故による除染土壌を一時保管する中間貯蔵施設の見学会が9月4日(午前8時から午後6時まで)、同施設などで開かれます。福島県内の大学生を対象に21日まで参加者を募っているということです。
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除染土壌一時保管の中間貯蔵施設見学会、9月4日に開催 8月21日まで参加大学生募集 福島県大熊町、双葉町
福島民報 2024/8/17
東京電力福島第1原発事故による除染土壌を一時保管する中間貯蔵施設(福島県大熊、双葉町)の見学会は9月4日、同施設などで開かれる。福島県内の大学生を対象に21日まで参加者を募っている。
放射線リスクコミュニケーション相談員支援センターの主催。若い世代に復興の現状に理解を深めてもらおうと初めて企画した。
中間貯蔵施設や中間貯蔵工事情報センターで除染の現状や課題を学ぶ。道路盛り土の実証事業の現場を見学する。福島県の将来像などに意見を交わす。原子力安全研究協会の山田孝一さん、福島大教育推進機構の久保田彩乃特任助教、環境省福島地方環境事務所の大塚淳子リスクコミュニケーション専門官が同行する。
時間は午前8時から午後6時まで。福島市のJR福島駅発着で、バスで移動する。参加無料(昼食代のみ自己負担)。定員は15人程度で、QRコードから申し込む。県外の大学に通う福島県出身者も参加できる。
大塚専門官と、放射線リスクコミュニケーション相談員支援センターの高橋俊絵さん、酒井茉莉さんは「福島の復興を考えるきっかけにしてほしい」と呼びかけている。