2024年8月12日月曜日

柏崎刈羽原発“再稼働”と“廃炉計画” 柏崎市と東電 8月中にも合意へ

 東電・柏崎刈羽原発ユニット菊川浩所長は、柏崎市の櫻井雅浩市長が再稼働の条件として、貯蔵率をおおむね80%以下にするよう求めていることに応えて、「7号機にある使用済み核燃料体380体を3号機のほうに輸送を始めたい」と述べました。
 櫻井市長は、貯蔵率のほかに1~5号機の1基以上の廃炉計画の提出なども再稼働の条件に挙げていて8月中に合意に達するとの見通しを示しています。
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柏崎刈羽原発“再稼働”へ準備着々 東京電力と柏崎市“廃炉計画”について8月中にも合意
                       NST新潟総合テレビ 2024/8/9
東京電力は8月8日、貯蔵率が約97%に達している柏崎刈羽原発7号機の使用済み核燃料を今年度中に3号機に輸送すると発表。
【柏崎刈羽原発 菊川浩ユニット所長】
7号機にある使用済み核燃料体380体を3号機のほうに輸送を始めたい」
これは、柏崎市の櫻井雅浩市長が再稼働の条件として、貯蔵率をおおむね80%以下にするよう求めていることに応えるもので、3号機への輸送が終われば7号機の貯蔵率は約83%となります。

再稼働への準備を着々と進める東京電力。
【柏崎市 櫻井雅浩 市長】
8月中にはしっかりお互いの共通理解・合意に至ると考えている
8月7日の会見でこう話した櫻井市長。
貯蔵率のほかに、柏崎刈羽原発の1~5号機の1基以上の廃炉計画の提出なども再稼働の条件に挙げていて「東電との最終的な合意には至っていない」としながらも、8月中に合意に達するとの見通しを示しています。