1日、四国電力伊方原発の再稼働に反対する集会が開かれ、約8,000人が参加しました。
参加者たちは「伊方をはじめ、すべての原発の再稼働を許さない」とする決議を採択し、集会後市内を二手に分かれてデモ行進しました。
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再稼働反対集会に8千人 愛媛・伊方原発、鎌田氏ら訴え
2013年12月1日
「安全な原発はない」――。国の安全審査が進む四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働に反対する集会が1日、松山市で開かれた。原発が立地する地域を中心に国内外から約8千人(主催者発表)が参加。ルポライターの鎌田慧(さとし)さん(75)らが原発の安全性や廃棄物処理の問題点などについて訴えた。
市民団体「伊方原発をとめる会」の主催。東京電力福島第一原発の事故が起きるまで福島県で農業に取り組んでいた元宇宙飛行士の秋山豊寛さん(71)も登壇し、「伊方で何かあれば瀬戸内海でつながる大阪を含めて汚染される」と語った。伊方原発から約10キロ離れた所に住む斉間(さいま)淳子さん(70)は「伊方を動かして古里を失いたくない」と訴えた。
参加者らは「伊方をはじめ、すべての原発の再稼働を許さない」とする決議を採択し、市内を二手に分かれてデモ行進した。