2024年7月15日月曜日

15- 会報NO.29のテキスト版を掲示します

 会員の皆さんには別途配布しましたが、「原発をなくす湯沢の会会報 NO.29」が12日付で発行されました。そのテキスト版を掲示します。
 同会報のPDF版は下記のURLをクリックすると開きます。
https://drive.google.com/file/d/1grg17GUV9IDPLRDKHzygPZuA_sJyLW6I/view?usp=sharing 
 講演会案内のPDF版は下記のURLをクリックすると開きます。
https://drive.google.com/file/d/1bj_hfkuL1kG5lu2mCswDUK54f4G901Q8/view?usp=sharing 
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 原発をなくす湯沢の会会報 NO.29  2024..12


  梅雨はまだ明けていないのですが、すでに夏本番の様な天気が続きました。今まで以

 上の厳しさが予想される今年の夏を無事乗り切りたいものです。

2024年度総会のこと
 去る6月2日に当会の2024年度総会を開催しました。総会で承認された議事のうち「2024年度活動方針と計画」を参考資料として裏面に掲載します。
 柏崎刈羽原発の再稼働問題について、「原発再稼働の是非を問う県民投票条例を求める直接請求署名」運動が予定されていますので、私たちも全力で取り組むこととします。

田村湯沢町長の新潟日報アンケートヘの回答について
 ご承知のように、新潟日報が行った柏崎刈羽原発の再稼働に問するアンケートで、「東電による再稼働をすべきか」との設問に、田村湯沢町長は「再稼働すべきだ」と回答しました。観光地でもある湯沢町の長の回答としては大変問題のある回答と言わざるを得ません。ちなみに、柏崎市、刈羽村以外でこのように回答した市町村は他にありません。
 このことは6月の町議会において2人の議員が取り上げ追及したのですが、町長は経度省や原子力規制委員会、東電の言い分を丸写ししたかの様な答弁のみで、最後は「安全が確認されたものは再稼働する。」とのことでした。アンケートヘの回答にあたり、町民の声や、2012年に湯沢町議会で採択された「原発再稼働反対の意見書」のことはどう考えたのか、明瞭な答弁は無かったようです。この問題は、今後当会としても取り上げていきたいと思います。

■毛渡沢水力発電所の見学会のこと
 総会終了後に行われた発電所の見学会には、小雨横様の中、子供さんを含め20人の参加がありました。
 起業者である林さんからの説明では、少ないときでも500世帯分以上の電気を発電し、東北電力を通じ町の土樽地域に届けているとのこと。小型ではなく結構大きい本格的な施設であることを知りました。
 林さんは、施設のことだけでなく「エネルギーの地産地消」や「この事業をやろうとした起業動機」などについても話されていましたが、機会を設けより詳しい話をお聞きできれぱと考えています。

         2024年度会費の納入について
 年会費1,000円をお願いします。郵便局への振込だと、手数料などを引かれ手元に入るのが了百数拾円になってしまうので、できるだけ役員に直接お渡しください。
 振込用紙が同封されていない会員は、後日集金に伺います。

(会報発行責任者原発をなくす湯沢の会事務局 南雲敏夫 TEL090-2674-9414)


<議事1>
              2024年度 活動方針と計画
 福島原発事故から13年。いまだに帰還困難な人たちが数万人に及ぶ一方メルトダウンした原子炉の中枢部である圧力容器の中は、だれ一人として見たことがない状態が続くなど、以前私たちが学習した原発災害の持つ、他の災害とは質的に異なる特異な問題と困難性が顕著になっています。
 にもかかわらず、原発回帰を踏み出した岸田政権は、「エネルギーミックス」を旗印に規制委員会と共に再稼働を強力に推進しています。これは、国民の願いとはかけ離れたもので到底許されるものではありません。
 新潟県では、「原発事故を巡る三つの検証」が、おかしな形で取りまとめられるなか、柏崎刈羽原発の再稼働に向け東電や経産省の動きが活発になっています。
 私たちは、2024年度も会の原点である3点を柱とした運動を推進しますが、柏崎刈羽原発の再稼働を巡る動きが正念場を迎えるなか、今までの活動の結節点として再稼働を阻止するため全力を尽くすこととします。

              ~~~主な活動計画~~~
1 柏崎刈羽原発の再稼働に関し、田村湯沢町長が新潟日報のアンケートに「再稼働す
 べきだ」と回答したことは許せません。「再稼働反対」を全町民に向けアピールする
 ことや、行政や町議会等への働きかけを行います。
  また、今後全県で行われる予定の「原発再稼働の是非を問う県民投票条例を求める
 直接請求署名」運動を湯沢町でも成功させるため頑張ります。
2 「なくそテ原発2024柏崎大集会」の実施と参加
  今年も9月29日に柏崎で開催することが決まっています。現在、メイン講演者を
 絞り込み中とのこと。今回は特別に重要な集会になります。
3 定例学習会の継続
  今まで通り毎月第2火曜日1900~2100 湯沢町公民館研修室で実施します。
  新しい学習テキスト(14冊目)を検討中です。
4 その他
 ・3.11スタンディングの実施や原発関連の集会等にもできるだけ参加します。
 ・新規会員を増やすことと会費納入率の向上を工夫しながら図ります。
 ・会のブログヘの自らのアクセスと折に触れRRを図ります。
 ・新潟地裁で審理されている「柏崎刈羽原発運転差止め訴訟」を支援します。

<資料1>
              20232024年度役員
                (詳細は省略)


<講演会案内>
 テーマ もし原子力災害が起きたら私たちは避難できるの?
         ~避難について一緒にかんがえてみましょう~

     講師   上岡直見さん
              (環境経済研究所代表 元新潟県避難委員会委員)

            佐々木寛さん
              (新潟国際情報大学教授 元新潟県避難委員会副委員長)

   と き  7.27(土) 1400  163
      広神コミュニティセンター3階講堂
      柏崎刈羽原発を考える魚沼市民の会