「核のごみ」の最終処分場選定に向けた文献調査が佐賀県玄海町で始まったのを受け、国と実施主体のNUMOは2日、隣接する唐津市の議会で地層処分や調査の概要を説明しました。市議からは「地震大国で数万年間安定的な保管が可能なのか」と不安の声が上がりました。
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核ごみ調査開始に不満や不安の声 佐賀・玄海町隣接の唐津市議会
共同通信 2024年07月02日
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が佐賀県玄海町で始まったのを受け、国と実施主体の原子力発電環境整備機構(NUMO)は2日、隣接する唐津市の議会で地層処分や調査の概要を説明した。拙速な議論への不満に加え、市議からは「地震大国で数万年間安定的な保管が可能なのか」と不安の声が上がった。
市議会玄海原発対策特別委員会が資源エネルギー庁とNUMOの担当者を参考人として招致した。NUMOによると、玄海町周辺自治体の議会説明は初めて。
唐津市は佐賀市に次いで佐賀県で人口が多く、イカが名物の観光地、呼子町などで知られる。