反原連など原発ゼロを目指す3グループが24日記者会見し、3月9日原発ゼロ☆大統一行動 「NO NUKES DAY」の詳細を明らかにしました。
この統一行動は昨年6月と10月に続く3回目です。3グループは3月11日前後を「ノーニュークスウイーク」とし、全国各地で共同行動を計画しており、23日現在、44都道府県73カ所、海外2カ所で行われるということです。
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原発ゼロへ大統一行動 来月9日 主催3グループ合同会見
しんぶん赤旗 2014年2月25日
首都圏反原発連合(反原連)、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションの3グループは24日、衆議院第1議員会館で記者会見し、3月9日の「NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ) 原発ゼロ☆大統一行動」の詳細を明らかにしました。
同行動は、エネルギー基本計画で原発ゼロ方針を放棄して原発再稼働、輸出を強行しようとする安倍晋三政権に対し、再稼働を断念させ原発ゼロを一日も早く実現するために声をあげる大規模な統一行動です。この統一行動は昨年6月と10月に続く3回目です。
3グループは3月11日前後を「ノーニュークスウイーク」とし、全国各地で共同行動を呼びかけています。(23日現在、44都道府県73カ所、海外2カ所で計画)
記者会見したのは、反原連のミサオ・レッドウルフ、越後芳、全国連絡会の小田川義和、長瀬文雄、1000万人アクションの藤本泰成、井上年弘の各氏。
ミサオさんは「福島をはじめ原発現地の人たちとつながりをもって、(原発をなくす運動の)大きなうねりをつくり、私たちの声で国策にカウンター(反撃)をかけたい」と語りました。
小田川さんは「3・9をひとつの大きな跳躍台にし、再稼働やめろ、事故収束をという訴えを広く大きくしていくため、力を尽くしたい」とのべました。
藤本さんは「原発推進政策をやめさせ、自然エネルギーに軸足をおいて発展していくよう大きな声をあげていきたい」とのべました。
東京 3・9原発ゼロ☆大統一行動
集会・デモ・国会大包囲へ
首都圏反原発連合、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションの3グループが24日に記者会見で発表した、3月9日の「NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ) 原発ゼロ☆大統一行動」の内容は、次の通りです。
同行動は、原発再稼働や輸出、核燃料サイクルを強行しようとする安倍晋三政権に対し、「福島を忘れるな! 再稼働を許すな!」と、抗議の声を集結します。「福島第1原発事故と被害を風化、忘却させないように、3月9日は全国からかつてない規模の行動を起こし、大集結して原発を終わらせましょう!」と呼びかけています。
午後1時から日比谷野外音楽堂で集会を行います。早川篤雄氏(楢葉町宝鏡寺住職)ら福島の被災者、原発立地県の代表、坂本龍一氏(音楽家)などが出演します。
2時から巨大請願デモと国会大包囲を同時に行います。デモは日比谷公園西幸門を出発。議員会館前の歩道一帯には「請願デモ応援エリア」を設置します。
3時半から5時まで国会前大集会。国会正門前で、「リクルマイ」「ジンタらムータ」などによる音楽演奏や、超党派の国会議員や原発被災地・福島からのスピーチが行われます。
国会図書館前には演奏や展示で反原発を訴える「アートエリア」、国会正門前には小さな子ども連れのための「セーフティエリア」など特設エリアが設置されます。
脱原発世界会議、経産省前テントひろば、再稼働阻止全国ネットワークが協力します。