原子力開発機構は23日、高速増殖原型炉もんじゅで使用済み核燃料の取り出し作業を再開しました。1日に最大6体のペースで進め、3月ごろまでに146体を取り出す予定です。
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廃炉もんじゅ、燃料取り出し再開 19年以来
共同通信 2021/1/23
日本原子力研究開発機構は23日、廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、原子炉に残る使用済み核燃料の取り出し作業を再開した。廃炉決定後の2019年に100体を取り出して以来となる。1日に最大6体のペースで進め、3月ごろまでに146体を取り出す予定。
機構によると、取り出した燃料は、原子炉横の「燃料貯蔵槽」へ移す。その後、貯蔵槽から「燃料池」と呼ばれるプールへさらに移送する。
原子炉内には270体あり、今回と次回の作業で原子炉からの取り出しを完了させる方針。22年末までに全ての燃料をプールに移す計画になっている。