東電は30日、福島第1原発2号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを巡り、建屋脇に専用施設を建設する新たな案を明らかにしました。
共同通信の記事では新案の概要も掴めませんが、本年度内を目途に工法を決めるということです。
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プール燃料搬出へ新たな案、福島 第1原発2号機
共同通信 2019/5/30 20:01
東京電力は30日、福島第1原発2号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを巡り、当初計画していた原子炉建屋上部の全面解体をせず、建屋脇に専用施設を建設する新たな案を明らかにした。従来案も含め、作業で放射性物質が飛散するリスクなどを検討し、本年度内をめどに工法を決める。
記者会見した福島第1廃炉推進カンパニーの小野明最高責任者は「2号機は建屋が水素爆発せずに残っており、放射性物質の放出をある程度抑えられる。解体しなくても燃料を取り出すことができるのなら検討する価値がある」と話した。