関西学院大学は、「福島で学ぶ復興と原発問題」をテーマに、日本の原発・エネルギー問題や福島の復興を考えるPBL(課題解決型)授業を8月23日から3日間、対面とオンラインを組み合わせて行います。例年であれば、福島県に出向いて福島第一原発の視察やフィールドワークを行っていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、西宮上ケ原キャンパスで開講することとなりました
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関西学院大学 PBL(課題解決型)授業 「福島で学ぶ復興と原発問題」を開講/ 村尾信尚教授らが指導 オンラインで福島第一原発視察も/8月23〜25日 西宮上ケ原キャンパスで
関西学院大学 Digital PR Platform 2021年8月10日
関西学院大学は、「福島で学ぶ復興と原発問題」をテーマに、日本の原発・エネルギー問題や福島の復興を考えるPBL(課題解決型)授業を8月23日から3日間、ハイブリッド方式で実施します。例年であれば、福島県に出向いて福島第一原発の視察やフィールドワークを行っていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、西宮上ケ原キャンパスで開講することとなりました。福島県庁の職員による講義や原発の視察もオンラインで行います。
授業は村尾信尚教授と時任隼平准教授が担当します。8月23日(月)〜25日(水)に様々なゲストを招き、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド講義を行います。23日には、福島県の職員から東日本大震災当日から現在までの状況をお聴きします。24日は、社会学者で『福島第一原発廃炉図鑑』(太田出版)の著者、開沼博・東京大学大学院情報学環・学際情報学府准教授の講義を受け、10年が経過した被災地の状況について学びます。最終日の25日には、午前に、事故発生後に内閣府原子力委員会委員長代理を務めた鈴木達治郎・長崎大学核兵器廃絶研究副センター副センター長からエネルギー問題に関する講義をオンラインで受けます。午後は福島第一原子力発電所のオンライン視察で、東京電力ホールディングスの担当者から説明を受けます。こうした一連の授業で学びを深め、学生・生徒一人ひとりが福島県の復興や原発・エネルギー問題について考えます。
村尾教授は「学生たちには、震災から10年たった被災地に行き、被災地の現状や被災者の思いを実感してほしかったが、新型コロナウイルスの影響で断念せざるを得なかった。このため西宮上ケ原キャンパスでの授業に切り替えたが、講師の方々のお話を聞いて、福島復興や日本のエネルギー問題について学生たちと一緒に考えたい」と話しています。
<PBL特別演習008【福島で学ぶ復興と原発問題】>
■担当教員:村尾信尚教授、時任隼平准教授
■開講期間:8月23日(月)〜8月25日(水)(春学期集中講義)
■場所:西宮上ケ原キャンパス
■受講生:全学年・全学部対象で定員25名、高大連携プログラムとして高校生3名
■授業スケジュール:
8月23日(月)14時〜16時 福島県庁職員による講義など
8月24日(火)10時〜16時 開沼博准教授による講義など
8月25日(水)10時〜12時 鈴木達治郎教授による講義など
14時〜15時30分 東京電力HD担当者による福島第一原子力発電所オン
ライン視察
15時45分〜 まとめ
▼本件に関する問い合わせ先
関西学院広報室
住所:兵庫県西宮市上ヶ原一番町1-155
TEL:0798-54-6017 FAX:0798-54-0912
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/