1日当たり約4千人が廃炉作業に当たっている福島第1原発でもコロナの感染者が急増しています。
感染者は6月までは数人しかいなかったのに、7月には14人/月、8月には13日の時点で48人と急増しています。
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廃炉作業員のコロナ感染が急増 福島原発、8月は既に40人超
東京新聞 2021年8月14日
東京電力福島第1原発で、廃炉作業に従事する東電社員や協力企業作業員らの、新型コロナウイルス感染が拡大している。昨年12月に作業員3人の感染を確認して以降、今年6月までは数人程度だった月別感染者数は、7月に14人、8月は13日時点で48人と急増している。東電担当者は「現時点で廃炉作業への影響や工程の遅延はない」と説明するものの、警戒感を強める。
第1原発では1日当たり約4千人が廃炉作業に当たっている。東電は「クラスターと認定された事案はない」としているが、陽性と判明した作業員と同じ班で感染者が確認されるなど、作業を通じて感染が広がった可能性も否定できない。