関西電力は2日、運転開始から40年を超えた高浜原発1、2号機について、テロ対策施設の完成の見通しが立ったため1号機を2023年6月、2号機を同7月ごろに再稼働させる工程を発表しました。
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高浜原発1、2号機23年に再稼働へ テロ対策施設の完成見通し立ち
毎日新聞 2021年8月2日
関西電力は2日、運転開始から40年を超えた高浜原発1、2号機(福井県高浜町)について、1号機を2023年6月、2号機を同7月ごろに再稼働させる工程を発表した。原発に義務付けられたテロ対策施設の完成の見通しが立ったため。すでに6月23日に再稼働した美浜原発3号機(同県美浜町)は10月に停止し、施設完成後の22年10月ごろに運転再開する予定。
関電の計画では施設の完成は高浜1、2号機が23年5月ごろで、美浜3号機は22年9月ごろ。美浜3号機は設置期限の10月25日までしか運転できず、一旦停止する。いずれもテロ対策施設が完成後、国の検査に合格した上で、再稼働に向けて準備を進めるという。
同じく完成時期が未定だった大飯原発(同県おおい町)は3号機が22年12月ごろ、4号機が同7月ごろに完成するとしている。【岩間理紀】
美浜のテロ対策施設、来年9月に 関西電力が発表
共同通信 2021/8/2
関西電力は2日、運転開始から44年を超えて再稼働した美浜原発3号機に設置が義務付けられているテロ対策のための「特定重大事故等対処施設」(特重施設)を、来年9月ごろに完成させると発表した。施設の設置期限は今年10月25日のため、同23日に運転をいったん停止、来年10月に再開する方針。
同じく運転開始40年超の高浜原発1、2号機は、特重施設を2023年5月ごろに完成させ、同6~7月に再稼働させる。高浜2号機で未完了だった安全対策工事は今年12月ごろに終える。
運転中の大飯原発3、4号機の特重施設は、3号機は来年12月ごろ、4号機は来年8月ごろ完成予定とした。