国際原子力機関(IAEA)は4日、放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出を巡り、「原子力規制委員会は独立した規制機関として機能している」と評価する報告書を発表しました。そもそも規制委は当初から海洋放出を唱えて、公聴会でどんなに反対されても陰に陽にそれを主導してきたのでした。それを仲間内のIAEAが評価しても‥・というのが正直なところです。
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原子力規制委の独立性確認 IAEA、処理水対応で
時事通信 2023/5/5
【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)は4日、東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出を巡り、「原子力規制委員会は独立した規制機関として機能している」と評価する報告書を発表した。
海洋放出の安全性に関する評価作業の一環。
IAEAの専門家チームは1月に訪日し、東京電力の処理水放出計画に対する規制委の管理や監視体制、市民とのコミュニケーションの状況などを調査。その結果として規制委の独立性を認め、「(処理水放出の)安全性を評価する責任を負っている」との見解を示した。