東電の22年度(22年4月~23年3月)の決算は最終損益が1236億円の大幅な赤字となりました。ロシアのウクライナ侵攻による燃料価格の高騰などによるものです。
最終損益が赤字となるのは、東日本大震災直後の2012年度以来10年ぶりです。
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東京電力HD 東日本大震災以来10年ぶりの赤字
日テレNEWS 2023/4/28
東京電力ホールディングスの去年4月からことし3月までの決算は、グループ全体で東日本大震災直後の2012年度以来10年ぶりの最終赤字となりました。
東京電力ホールディングスの去年4月からことし3月までの決算は、ロシアのウクライナ侵攻による燃料価格の高騰などで最終損益が1236億円の大幅な赤字となりました。1年間の最終損益が赤字となるのは、東日本大震災直後の2012年度以来、10年ぶりです。
東電・小早川社長「非常に厳しい収支状況であり、 大変危機感を持っております。値上げの認可申請させていただいています。まずは料金の審査に真摯(しんし)に対応してまいります」
東電は経産省に、6月1日から、標準的な家庭で月1558円の負担増となる、平均17.6%の値上げを申請しています。
審査はずれ込む見通しですが、東電の小早川社長は、値上げの開始が1か月遅れると150億円から200億円程度マイナスに影響するとしています。