2023年10月30日月曜日

柏崎原発の防災訓練最終日 車に乗り避難の手順など確認

 柏崎刈羽原発での重大事故を想定した国の原子力総合防災訓練が29日、3日間の日程を終えました。最終日は、原発から5~30キロ圏内の住民が車で県内の自治体へ避難する手順などを確認しました
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柏崎原発の防災訓練最終日 車乗り避難の手順など確認
                           共同通信 2023/10/29
 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)での重大事故を想定した国の原子力総合防災訓練が29日、3日間の日程を終えた。最終日は、原発から5~30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)の住民が、車で県内の自治体へ避難する手順などを確認した。
 柏崎市の住民約100人がバスや自家用車に乗り、隣接する上越市に避難。公園で放射性物質の付着を調べるスクリーニング検査を受け、その後避難場所が割り振られた。受付時間短縮のため、事前に氏名や住所を登録すると2次元コードが表示されるスマートフォンのアプリを活用した。
 訓練は27日に始まり、震度6強の地震により原発でトラブルが発生したとの想定だった。


国・新潟県の原子力防災訓練最終日、東京電力柏崎刈羽原発から30キロ圏の住民が避難手順確認 6市の計約500人がマイカーやバスで移動
                            新潟日報 2023/10/29
 東京電力柏崎刈羽原発1985年に1号機が営業運転を開始した。全7基の出力合計は821・2万キロワットで世界最大級だが、2023年10月現在は全基停止中。東京電力は2013年に原子力規制委員会に6、7号機の審査を申請し、17年に合格した。その後、テロ対策上の重大な不備が相次いで発覚した。終了したはずだった安全対策工事が未完了だった問題も分かった。原発での重大事故に備える国と新潟県の原子力防災訓練が10...
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