2023年10月9日月曜日

猛暑も今夏の電力需給 北陸電力管内は安定供給を確保

 記録的な猛暑となった今年夏の電力需給に関し北陸電力送配電によると7月から9月の夏場のピーク需要は507万キロワット8月3日)でした。それに対して供給力542万キロワット、予備率68%3%最低限の目安をクリアしました。安定的に電気を供給できたということです
 電力会社は夏場(や冬場)のピーク時の電力逼迫を強調することで原発再稼働の必要性を訴えたいのですが、実際は適切な節電(や必要時には火力発電の一時的な応援)で十分凌げるわけです。

 電力側が今夏もほとんど節電を要求しなかったのはそんな事情に拠っていて痛し痒しなのです(^○^)
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猛暑も今夏の電力需給 北陸電力管内は安定供給を確保
                         MRO北陸放送 2023/10/8
記録的な猛暑となった今年夏の電力需給に関して北陸電力送配電は、期間を通じて安定的に電気を供給できたとしています。
北陸電力送配電によりますと、7月から9月の夏場に最も電力の需要が多かったのは8月3日で、供給力542万キロワットに対するこの日の最大電力は507万キロワットとなり、予備率は6・8%でした。電力を安定供給する最低限の目安となる3%は上回り、ひっ迫する状況は避けられました。
7月から9月は期間を通して最高気温が30度を超えた日が多く、例年以上の記録的な猛暑となりましたが、北陸電力送配電では効率的な電気の使用などにより、期間を通じて安定的に電気を届けることができたとしています。