2023年10月30日月曜日

福島第一原発で身体汚染した作業員2人、28日に退院

 25日、福島第一原発の廃液をためるタンクからホースが外れ、作業員5人が汚染水を浴び、うち2人が県立医大入院していましたが、汚染のレベルが一定程度下がったため28日に退院ました。
 防護用のカッパを着用するようマニュアルで決められていますが、入院した2人は当時カッパを着用していませんでした。
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福島第一原発で身体汚染した作業員2人が28日に退院 皮膚に外傷なし
                         福島中央テレビ 2023/10/29
福島第一原発で作業員が放射性物質を含む液体を浴びたトラブルで、入院していた2人の作業員が退院しました。
今月25日、福島第一原発の汚染水から放射性物質を除去する施設で、配管の洗浄中、ホースが外れ、放射性物質を含む液体が作業員に飛散しました。
液体を浴びた20代と40代の男性作業員2人は身体の表面の放射線量が規定値よりも下がらず県立医大で入院していました。
東京電力によりますと2人は28日に退院し、これまで体調面に問題はなく、汚染した部分の皮膚に外傷なども確認されていないということです。
東京電力は再発防止策などを講じることにしています。


福島第一原発 汚染水処理施設で廃液浴びた作業員2人が退院
                      TUFテレビユー福島 2023/10/29
福島第一原発で作業員が汚染水を浴びたトラブルで、東京電力は入院していた2人が、28日退院したと明らかにしました。
今月25日、福島第一原発の汚染水を処理する施設で、廃液をためるタンクからホースが外れ、作業員5人が廃液を浴びました。
このうち20代と40代の男性作業員2人が県立医大に入院し、除染を進めていましたが、28日、汚染のレベルが一定程度下がったため、医師の判断で退院したということです
東電によりますと、2人の体調に問題はなく、皮膚への外傷なども確認されていないということです。
原発構内では水が飛び散るおそれがある作業の場合、防護用のカッパを着用するようマニュアルで決められていますが、入院した2人は当時、カッパを着用しておらず、廃液が作業服に付着して浸透したため汚染されたとみられています。
今回の事態を受け、東電はマニュアルを徹底と水を飛散させない対策をとることにしています。