「国と東電は油断せず対策を」と福島県の内堀知事 ２回目の海洋放出で

　アルプス処理水の２回目の海洋放出について、内堀知事は10日の会見で、国と東電に対して「油断することなく万全の対策を講じるとともに、正確でわかりやすい情報発信に取り組んでいただきたい」と述べました。
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「国と東電は油断せず対策を」２回目の処理水放出めぐり福島県の内堀知事が求める
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福島中央テレビ　2023/10/10
福島第一原発で行われている処理水の２回目の海洋放出について、内堀知事は１０月１０日の会見で、国と東京電力に対して油断することなく万全の対策を講じるよう求めました。
福島第一原発では、１０月５日から処理水の２回目の海洋放出が行われています。
１０月１０日の会見で内堀知事は、すべての処理水の放出には長い時間がかかることを前提とした上で、国と東京電力に対して次のように述べました。
■内堀知事：「油断することなく万全の対策を講じるとともに、正確でわかりやすい情報発信に取り組んでいただきたい」
また、海洋放出をめぐり福島県などに相次いだ中国などからの嫌がらせ電話については、１回目は１万件以上確認されていましたが、２回目の放出以降は８９件と大幅に減ったことも明らかにしました。