2023年10月25日水曜日

25- 処理水放出後初 IAEA調査団が来日 外務省や東京電力などと面会

 福島第一原発のアルプス処理水の海洋放出をめぐり、IAEAの調査団が放出後初めて日本を訪れ、国際的な安全基準に従っているかどうかの調査を始めました。
 IAEAの検証作業は今後とも処理水の海洋放出が終わるまで継続するもので、今回は今月27日までの4日間行われます。
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処理水放出後初 IAEA調査団が来日 外務省や東京電力などと面会
あす(25日)福島第一原発を訪問
                         TBSJNN) 2023/10/24
東京電力・福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、IAEA=国際原子力機関の調査団が放出後初めて日本を訪れ、国際的な安全基準に従っているかどうかの調査を始めました

IAEA リディ・エブラール事務次長
「IAEAの検証作業は今後とも続けられるもので、処理水の海洋放出が終わるまで継続する」

IAEAによる調査は今月27日までの4日間行われ、初日のきょうは外務省や東京電力などと面会し、処理水の放出実績などを確認しました。
放出に反対する中国を含む外国出身の専門家らで構成される調査団はあす、福島第一原発を訪れ、海洋放出に問題がないかや、放射性物質の測定が適切に行われているかなどを確認する予定です。
調査団の来日は8月の放出後初めてで、中国やロシアが日本の水産物の輸入を規制するなど反発を強める中、日本政府としてはIAEAによる科学的な調査を踏まえ、国際的な理解を得たい考えです。


IAEA調査団が来日 中国の専門家らと処理水放出の状況を確認へ【福島県】
                        福島中央テレビ 2023/10/24
国際原子力機関IAEAの調査団が来日し、福島第一原発の処理水放出が正常に行われているか確認しています。
来日したIAEAの調査団は、処理水の放出に反対する中国を含めた11か国の専門家ら15人で構成されています。
調査団は、10月24日から27日までの間、福島第一原発の放出設備を視察するほか、関係機関との意見交換を通じて、処理水の海洋放出が国際的な安全基準に合致して行われているか確認します。
調査団は今回の結果は、年内にも報告書としてまとめる考えです。