2023年10月21日土曜日

日本・東京電力「3次放流汚染水から一部核種を検出…基準値以下」

 中央日報によると19日、福島第1原発3次放流対象汚染水が含まれる測定・確認用タンクA群(希釈前)から7月10日に採取した試料を分析した結果、一部放射性核種が検出されました。
 確認された放射性核種は炭素14、コバルト60、ストロンチウム90、ヨウ素129、セシウム137で、このうちストロンチウム90は5日に始まった2次放流汚染水には含まれませんでした
 東京電力と外部機関がそれぞれ測定した数値はいずれも告示濃度限度を下回り、放流基準値を満たしたということです。
 アルプスで除去できないトリチウム濃度は1リットル当たり13万ベクレルでした(東電が定めた基準値は100万ベクレル
 測定・確認用タンクはアルプス処理した汚染水を放流する前に分析し、保管する設備です。
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日本・東京電力「3次放流汚染水から一部核種を検出…基準値以下」
                        中央日報日本語版 2023/10/20
東京電力が福島第1原子力発電所から3次放流する汚染水(日本政府の名称「処理水」)の試料からも一部放射性核種が微量検出されたことが分かった。
東京電力は19日、3次放流対象汚染水が含まれる測定・確認用タンクA群から7月10日に採取した試料を分析した結果、このような結果を得たと明らかにした。
試料から確認された放射性核種は炭素14、コバルト60、ストロンチウム90、ヨウ素129、セシウム137。このうちストロンチウム90は5日に始まった2次放流汚染水には含まれなかった。
ただ、東京電力と外部機関がそれぞれ測定した数値はいずれも告示濃度限度を下回り、放流基準値を満たしたと東京電力は伝えた。
多核種除去設備(ALPS)で除去できない三重水素(トリチウム)濃度は、1リットル当たり13万ベクレルと分析された。東京電力が定めた基準値は100万ベクレルだ。
測定・確認用タンクは浄化処理した汚染水を放流する前に分析し、保管する設備だ。
東京電力は8月24日から先月11日までにタンクB群の放流を終了し、23日までに次いでC群に保管されている水を海に流す計画だ。

東京電力は「3次放流の準備は2次放流が完了したら点検・確認作業後に始める」と明らかにした。