東電の海洋放出を受けて、中国が日本産水産物を禁輸措置したことに伴う損害賠償で、業者側は、高値傾向だった今年のホタテ価格を基準とした賠償を求めているのに対し、東電は前年の売り上げとの差額分を支払うとしていて折り合いがつかず、交渉が長期化する可能性もあるということです。
業者の実際の損失は、今年の価格で売れた筈の金額との差額になるのではと思われますが・・・
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青森県の業者と東電、ホタテ賠償交渉進まず
東奥日報 2023年11月15日
東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を受けた中国の日本産水産物の禁輸措置を巡り、青森県のホタテガイ加工業者と東電との賠償交渉が進んでいない。業者側は、高値傾向だった今年のホタテ価格を基準とした賠償を求めているのに対し、東電は前年の売り上げとの差額分を支払うとしている。双方の折り合いがついておらず、交渉が長期化する可能性もある。