東電は柏崎刈羽原発のテロ対策の不備を巡って指摘されていた4項目の課題のうち、最後のひとつの是正処置が終わったことを原子力規制委員会に報告しました。
それは、所員らの行動の観察を通じた「一過性としない取り組み」という課題の是正処置のことで、今後、原子力規制委が妥当性を判断します。
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柏崎刈羽原発・テロ対策 最後の課題の是正処置を東電が規制委に報告
UX新潟テレビ21 2023/11/14
東京電力は柏崎刈羽原発のテロ対策の不備を巡って指摘されていた4項目の課題のうち、最後のひとつの是正処置が終わったことを原子力規制委員会に報告しました。
柏崎刈羽原発でテロ対策の不備が明らかになったことを受けて、東京電力は原子力規制委員会の追加検査で27項目の課題を指摘され、残る4項目の課題の改善に取り組んでいました。
11月6日までに監視体制の強化や、設備の故障やミスの報告・共有、管理マニュアルの徹底といった3つの課題を是正したことを原子力規制委に報告していて、14日、最後に残っていた所員らの行動の観察を通じた「一過性としない取り組み」という課題の是正処置を終えたことを報告したということです。
今後、東電の報告を受けて、原子力規制委が妥当性を判断します。