原子力規制庁は長岡市で18日、原子力規制委が柏崎刈羽原発の運転禁止命令を解除した経緯についいての説明会を開きました。県内10カ所にサテライト会場も設置し、オンライン参加も含めて計115人が参加しました。質疑応答では、不祥事が相次ぐ東電への不信の声が複数上がりました。
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東電へ不信の声上がる 柏崎刈羽原発巡り、規制庁説明会
共同通信 2024/2/18
原子力規制庁は18日、東京電力柏崎刈羽原発が立地する新潟県の住民を対象に、同県長岡市で説明会を開いた。原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令を解除した経緯について「通常の検査よりも規制委への報告回数を増やし、専門家の意見を取り入れながら進めた」などと説明、理解を求めた。質疑応答では、不祥事が相次ぐ東電への不信の声が複数上がった。
説明会は県が主催し、県内10カ所にサテライト会場も設置した。県によると、オンライン参加も含めて計115人が説明を聞いた。
ある参加者は、東電社員が昨年、原発関連資料を紛失していることを挙げて「改善への取り組み中にも問題が起きている」と不満を述べた。
原発「運転禁止命令」を解除 東京電力の適格性を確認 原子力規制庁の説明会 参加者から疑問の声も【新潟】
UX新潟テレビ21 2024/2/18
原子力規制庁が、柏崎刈羽原発に対する事実上の運転禁止命令を解除した判断などについて県民への説明会を開催しました。
説明会は長岡市と県内14カ所をオンラインで結んで開かれました。
原子力規制庁は、東京電力が柏崎刈羽原発のテロ対策の改善に取り組んできたことを踏まえて運転禁止命令を解除し、適格性を確認したと説明しました。
一方、参加者からは、この間に発生した問題を指摘する声がありました
■参加
「職員が資料を原発から持ち出して車に乗せて散逸してでてこなかったと。」
こういった声に対し規制庁は「安全性に大きな問題はなかったことを踏まえて判断している」と回答しました。