福島テレビが、全国各地の原発再稼働の状況を報じました。現在再稼働している原発は12基で内2基が停止中です。
原発が脱炭素になるというのが政府が再稼働を推進する口実ですが、ウランの採掘と精製及び使用済み核燃料の処置を含めるとそういうことにはならず虚偽の口実です。
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全国で12基の原発が再稼働 脱炭素で原発活用に舵を切る政府 再稼働が加速
福島テレビ 2024/2/20
東北電力女川原発に再稼働の動き。全国各地の動きは?
<全国の原発の稼働状況>
資源エネルギー庁によると、現在再稼働している原子力発電所は12基。(10基運転中、2基停止中。2024年1月24日時点)全て西日本で、女川原発が再稼働すれば、原発事故以降、東北そして東日本大震災の被災地では初めてとなる。
政府は脱炭素社会を目指して、2030年までに原子力の割合を現在の5%程度から20~22%に拡大させる方針を示していて、東京電力が管理する柏崎刈羽原発含めた5基が再稼働を目指している。
ー原発再稼働は生活にどう影響?
再稼働となれば、福島県内にも女川原発で発電された電気が供給されることになる。東北電力によると、再稼働することで月100億円、年間800億円の燃料費削減効果が見込まれていて、将来的には電気料金の値下げに繋がる可能性もあるという。
福島第一原発で未だ先の見えない廃炉作業が続く中、政府は原発の活用に舵を切り再稼働を加速させている。