2024年2月21日水曜日

北陸電力の株主らが志賀原発の廃炉求める 敷地内や周辺断層の再調査も

 能登半島地震を受けて、脱原発を求める石川県や富山県の株主10人は、北陸電力に対し、速やかな志賀原発の廃炉原発敷地内や周辺断層について全面的な再調査を求める要請書を渡しました

 志賀原発は日本においても目下最も活発に動いている活断層を近傍に有していて、地震の専門家も近い将来に大地震が来る可能性を指摘しています。「多分来ないだろう」などという希望的観測に基づいて再稼働に踏み切るのは止めて廃炉に進むべきです。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
北陸電力の株主らが志賀原発の廃炉求める 敷地内や周辺断層の再調査も 富山県
                       チューリップテレビ 2024/2/20
能登半島地震を受けて、脱原発を求める株主たちは、北陸電力に対し、速やかな志賀原発の廃炉、原発敷地内や周辺断層について全面的な再調査を要請しました
20日北陸電力を訪れて要請書を手渡したのは、「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」の石川県や富山県の株主10人です。
志賀原発は1号機・2号機とも停止中で、2号機は再稼働を目指して国の審査を受けています。
能登半島地震で、志賀原発では、外部電源が一部使えなくなるなどのトラブルが相次ぎました。
20日の要請に対し、北陸電力は、2号機の再稼働の審査について「今回の新しい知見を踏まえて安全最優先で対応していく」と話しました。
株主からは、「福島のような事故が起こったら、道路が断絶していて逃げ道もない」など廃炉を求める声があがっていました。