2024年2月17日土曜日

17- 燃料デブリの試験的取り出し3度目の延期 10月に

 福島第一原発での燃料デブリの試験的取り出しで、当初予定していたアームロボットがノズルから挿入出来ないことが分かったので、「新たな形のロボットを作る」ことを含め東電は、作業の着手が10月末までに延期するなど作業計画の変更を原子力規制委に申請しました。
 東電は新たな困難が見つかる度に計画を延期させるという「行き当たりバッタリ」のやり方をここでも繰り返しています。このアームロボットは原発先進国のフランスに依頼したものなので費用もバカになりません。
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3度目の延期 燃料デブリの試験的取り出し10月に 東京電力が計画変更を申請《福島第一原発2号機》
                           福島テレビ 2024/2/16
福島第一原発での燃料デブリの試験的取り出しの延期について、東京電力は原子力規制委員会に計画の変更を届け出た。
福島第一原発2号機での燃料デブリの試験的な取り出しは、格納容器の内部に繋がる穴に溶け固まったケーブルなどが詰まり、ロボットが通れないことなどから年度内の着手が断念されていた。
東京電力は2月16日付で「作業の着手を10月末までに延期すること」「当初のロボットではなく新たな形のロボットを作ること」など、作業計画の変更を原子力規制委員会に申請した
燃料デブリの試験的取り出しは、これで3度目の延期となっている。