2019年12月8日日曜日

08- 福島原発3号機 原発建屋地下にモルタルが流れ込む

 福島第1原発3号機タービン建屋トレンチとの接合部をモルタルでふさぐ作業中、モルタルが建屋地下に流れ込みました。原因やモルタルの量は不明です。
 東電はトレンチ内などの汚染水を2020年末までにくみ上げ移送する予定で、建屋との流通をなくす必要があるのですが、この事故で計画に遅れが出る可能性があります。
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原発建屋地下にモルタル流れ込む 福島第1、汚染水移送に遅れも
共同通信 2019/12/5
 東京電力は5日、福島第1原発の汚染水対策で、3号機タービン建屋海側にあるトレンチと呼ばれる地下道をふさぐ作業中、モルタルが建屋地下に流れ込んだと発表した。東電は原子炉建屋以外の建屋地下に残る汚染水を2020年末までにくみ上げ、移送する目標を掲げているが、遅れが出る可能性がある。原因や流入量については調査中としている。
 東電は、3号機タービン建屋地下で、使えなくなった既設のポンプなどを新型ロボットで取り除き、新たにポンプを設置する方針。トレンチは汚染水漏えいの経路となる懸念があるためモルタルを使って埋設中。