米原子力規制委はフロリダ州の原発2基について最長80年の運転を認可しました。
米国の原発の運転期間は40年で、それを20年延長することが認められていますが、更に20年再延長するということです。
30年と言われていた日本の原発の運転期間が、いつの間にか40年になり、さらにそれを一挙に20年も延長する根拠について、これまで殆ど説明されてきませんでしたが、それは米国の基準に準拠したものであったのでした。
こともあろうに原発で何故そんな冒険が出来るのか、特に避難の実効性が確認できない日本でそんなことをするとは ・・・ 如何に原発が危険なものであるのかがよく分かります。
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米、原発の80年運転を初認可 フロリダ州の2基、延長2回目
共同通信 2019/12/6
【ワシントン共同】米原子力規制委員会(NRC)は5日、1970年代に運転を始めたフロリダ州のターキーポイント原発3、4号機について最長80年の運転を認可したと発表した。米国のほとんどの商業用原発は60年までの延長が認められているが、2回目の20年延長を認めるのは初。
NRCは運転期間を3号機は2052年7月、4号機は53年4月までとした。日本と同じく米国でも原発の運転期間は40年だが、20年単位の延長が複数回認められる可能性がある。
ターキーポイント原発を持つ電力会社「FP&L」は「運転延長は、顧客と地域経済にとっても大勝利だ」とのコメントを発表した。