関西電力大飯原発4号機が15日に停止し、国内の稼働原発が再びゼロになるのを期して、14日、「再稼働反対!9・14さようなら原発大集会」が東京都江東区の亀戸中央公園で開かれ、9,000人が集まりました。
大江健三郎さんや落合恵子さんも参加しました。
参加者たちは集会後、浅草方面と錦糸町方面の二手に分かれてデモ行進しました。
原発稼動ゼロ以降も、平日の電力使用量は供給力に対し90%以下に収まるみこみです。
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原発稼働ゼロずっと続いて 東京で9000人集会
朝日新聞 2013年9月15日
【小川智】脱原発を訴える市民集会「再稼働反対!9・14さようなら原発大集会」が14日、東京都江東区の亀戸中央公園であった。関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町)の15日の停止を機に国内の稼働原発が再びゼロになるため、この状態の継続を望む人たち約9千人(主催者発表)が参加した。
福島県郡山市から一家3人で静岡県富士宮市に自主避難した長谷川克己さんは「我が子の未来を汚されて、放射能と人間は決して共存できないという事実に気づいた」とアピール。作家の大江健三郎さんや落合恵子さんらを含む参加者は集会後、墨田区のJR錦糸町駅近くや東京スカイツリー付近までデモ行進した。
「原発ゼロ」後も電力は安定 関電、使用率90%予想
朝日新聞2013年9月6日
関西電力は6日、大飯発電所4号機(福井県おおい町、出力118万キロワット)が停止し、再び「原発ゼロ」になる再来週の平日(17~20日)も、供給力に対する電力使用率は最大で90%に収まりそうだと発表した。猛暑が一段落し、電力供給は当面、安定する見込み。
大飯3号機が停止した今週(2~6日)は気温が低めだったため、使用率は77~82%で推移。来週(9~13日)も、火力発電所の一部を調整のために止めるものの最大で88%に収まると予想している。
ただ、気温が予想を上回れば、電力使用も増える可能性はあり、関電は30日までは引き続き、無理のない範囲での節電を呼びかけている。