汚染処理水の保管量修正、福島 実際は2千トン減
共同通信 2019/6/27
東京電力は27日、福島第1原発(廃炉作業中)で発生する放射性物質を含む高濃度汚染水を浄化処理した水(処理水)の保管量について、正確に算出した結果、従来公表していたより約2200トン少ない103万2千トン(5月23日時点)と修正した。
全体で約970基ある貯蔵タンクのうち約800基で算出方法を誤り、実際より多い保管量を公表していた。保管量は変わらないため、タンクの数を減らすことはできない。第1原発敷地内ではタンクの設置場所が足りなくなりつつある。
東電は週1回、処理水や汚染水の保管量を公表している。変更は7月16日公表分から反映する。