2019年6月16日日曜日

柏崎刈羽原発 廃炉計画「6月いっぱい検討」と東電

 東電柏崎刈羽原発の設楽親所長は13日の定例会見で、15号機の廃炉計画について、「6月いっぱいは社内でしっかり検討する。提出時期は7月以降になる」との見通しを示しました。
 柏崎市の桜井雅浩市長が67号機の再稼働の条件として6月中の提出を求めていたものです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
廃炉計画「6月いっぱい検討」 東電・柏崎刈羽所長が見解
新潟日報 2019年6月13日
 東京電力柏崎刈羽原発の設楽親所長は13日の定例会見で、新潟県柏崎市の桜井雅浩市長が6、7号機の再稼働の条件として6月中の提出を求めている1~5号機の廃炉計画について、「6月いっぱいは社内でしっかり検討する。提出時期は7月以降になる」との見通しを示した。
 桜井市長は、基数、対象となる号機、期限を廃炉計画に明示するよう求めている。設楽所長は「どこまで書き込めるかは具体的にこれから詰めていく。要請の内容はしっかり認識している」と語った。
 
 一方、東電は核物質防護を理由に非公開としていた6、7号機のフィルター付きベント(重大事故時の排気設備)とアクセス道路の位置について、安全面への影響がないとして13日から新たに公開した。
 設楽所長は「情報公開の適正化を社内で検討した結果だ」と述べ、他の設備も公開範囲の拡大を検討するとした