原子力規制委は14日、敦賀原発2号機の審査資料を書き換えた問題を巡り、東京の原電本店に立ち入り調査し、審査資料の作成業務に関係する文書や記録を確認し、書き換えの詳しい経緯などを聴取します。
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規制委、原電本店に立ち入り 敦賀2号機の審査資料書き換え
共同通信 2020/12/14
原子力規制委員会は14日、日本原子力発電が敦賀原発2号機(福井県)の審査資料を不適切に書き換えた問題を巡り、原電本店(東京都台東区)を立ち入り調査した。原発の審査段階で発覚した問題を受け、事業者に立ち入り調査をするのは規制委発足後初めて。
審査資料の作成業務に関係する文書や記録を確認し、書き換えの詳しい経緯などを担当社員から聴取。原電の原因分析や是正措置が妥当かどうか検証する。
敦賀2号機は原子炉建屋直下に活断層があると指摘され、再稼働を目指す原電が審査で断層の活動性を否定しようとしている。