25日の原子力規制委員会で、これまでの検査について、不正が疑われている耐震性に関するデータがどう策定されたかの記録が無く、経緯がたどれなかったなどと報告されていたことについて、中部電力の社長は「資料の9割以上を提出した」などと説明しました。
これは要するに9割方の資料は提出されたのでしょうが、肝心の捏造について具体的経緯を辿れる資料が欠落していたわけで、それでは真正値がいくらで、それを1200ガルに偽装したという事実関係が辿れません。
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浜岡原発データ不正 中部電力社長「資料の9割以上を提出した」
中京テレビNEWS 2026/2/27
浜岡原発再稼働に向けたデータの不正行為をめぐる問題で、不正が疑われているデータが策定された記録がないなどと原子力規制委員会に指摘されたことについて、中部電力の社長は「資料の9割以上を提出した」などと説明しました。
浜岡原発の不正行為をめぐっては、原子力規制委員会が中部電力に対し、立ち入り検査を行っています。
25日の委員会でこれまでの検査について、不正が疑われている耐震性に関するデータがどう策定されたかの記録が無く、経緯がたどれなかったなどと報告されていました。
中部電力の林欣吾社長は26日の会見で、データ作成の記録などは残っていて、原子力規制委員会に中部電力が持つ資料の9割以上を提出している、と説明しました。
中部電力 林欣吾社長:
「足りなかったものは何なのか、もう少し丁寧に(原子力規制委員会と)コミュニケーションして対応したい」
原子力規制委員会は関係者への聞き取りなどを続けるとしていますが、不正が疑われているデータの作成記録が不十分な中での調査は、難航するものとみられています。
中電社長「早急に提出したい」…浜岡原発不正データ巡り「記録が十分に残っていない」との指摘に
名古屋テレビ 2026/2/26
浜岡原発のデータ不正問題で「記録が十分に残っていない」との原子力規制委員会からの指摘に対して、中部電力の林社長が釈明しました。
中部電力が浜岡原発の再稼働審査でデータを不正に操作していた問題をめぐっては原子力規制庁が名古屋市の中部電力本店に1月と2月にあわせて2回立ち入り検査をしています。
しかし、25日、原子力規制委員会に報告された内容によりますと耐震設計の目安となる「基準地震動」の策定過程に関する記録が十分に残っていなかったということです。
中部電力の林欣吾社長は26日の会見で、基準地震動の評価に関わる解析業務の仕様書や委託先からの成果物、チェックリストなどの記録は残っていると説明しました。
中部電力・林欣吾社長「何も出していないというわけではなく、たしかにこれから出すもの、あるいは出せなかったものもありますので」「今後もなにが足りないのかについては丁寧にお聞きして、足りないものについては早急に提出したいと思っております」
原子力規制委員会は中部電力に対し、3月末を期限に事実関係の報告を求めています。
「想定プロセスとは別の方法で検証」原子力規制委の指摘受け中部電力・林社長がコメント
CBCテレビ 2026/2/27
浜岡原子力発電所の再稼働審査を巡るデータ不正問題。原子力規制委員会からの指摘を受け林社長がコメントしました。
林社長がコメント
中部電力が浜岡原発の再稼働審査で、耐震設計の「基準地震動」のデータを不正に操作し、地震の揺れを意図的に小さく見せていた疑いがある問題を受け、原子力規制委員会では策定した基準地震動の妥当性の検証が社内でなされていなかったことなどが報告されました。
これを受け、中部電力の林社長は26日、原子力規制委員会が想定していたプロセスとは別の方法で妥当性の検証を行っていたと説明しました。
一方で、結果的に不正を見抜けなかったとして、課題を真摯に受け止めたいとしています。