新潟県は6日、柏崎刈羽原発6号機が地震で運転中に停止し、炉心の冷却が困難になったとの想定で、初動や情報伝達の手順を確認する机上訓練を県庁で実施しました。
県が1月に公表した広域避難計画案※を検証し、課題の洗い出しを進めるのが狙いです。
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原発災害想定し対応訓練、新潟県 避難計画を検証
共同通信 2019年2月6日
新潟県は6日、東京電力柏崎刈羽原発6号機が地震の影響で運転中に停止し、炉心の冷却が困難になったとの想定で、初動や情報伝達の手順を確認する机上訓練を県庁で実施した。県が1月に公表した広域避難計画案を検証し、課題の洗い出しを進める狙い。
訓練は、同原発が立地する柏崎市や刈羽村で震度6強の地震が起き、東電から異常発生の通報などがあり、県が原子力災害対策本部を設置したとの想定で開始した。道路被害や警察活動の状況などが会場に伝わると、県職員が住民避難や放射性物質の付着の有無を検査するスクリーニングについて、適切な対応を取るよう周辺自治体にファクスなどで要請した。