2019年2月15日金曜日

六ケ所再処理工場 「大きな議論が必要」と規制委員長

 原子力規制委の更田委員長は13日日本が保有しているプルトニウムの削減が課題となっている中、日本原燃の六ケ所再処理工場のあり方や使用済み核燃料を再処理する量について「大きな議論が必要」との認識を示しました。
 
 そもそも稼働すればプルトニウムが増産されて国際公約に違反します。プルサーマルでの消費量もあまりにも少なすぎて物質収支上の説得力がありません。
 最終的に19兆円を要するとされる再処理工場は即刻廃止するしかないのですが、更田氏は立場上そうは言えないのでしょう。しかし廃止こそが最善であることに変わりはありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
規制委員長「大きな議論が必要」 六ケ所再処理工場のあり方 
東奥WEB 2019年2月14日
 原子力規制委員会の更田豊志委員長は13日の定例記者会見で、日本が保有しているプルトニウムの削減が課題となっている中、日本原燃の六ケ所再処理工場のあり方や使用済み核燃料を再処理する量について「大きな議論が必要」との認識を示した。
 一方、18日に開かれる規制委の会議で原燃の増田尚宏社長と意見交換することに関し「(保安規定違反など)品質保証面で問題が生じた原燃の立て直しへのリーダーシップ発揮と決意をうかがう」と述べた。