川内原発の放射性廃棄物を輸送へ 再稼働後初
共同通信 2019年2月6日
九州電力は6日、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で発生した低レベル放射性廃棄物を、青森県六ケ所村にある日本原燃の埋設施設へ8日から輸送すると発表した。川内原発が再稼働して以来、廃棄物の輸送は初めて。
九電によると、今回輸送する廃棄物は200リットルドラム缶320本で、放射能レベルの低い金属片や廃液などを収納。7日からドラム缶を格納したコンテナを船に積み込み、船は8日に川内原発の敷地内にある専用港を出発して、むつ小川原港へ向かう。陸路も使い、12日までに埋設施設へ運び入れる予定。