浜岡原発3号機の原子炉建屋で熱交換器の冷却水約12リットルが漏れたのは、排水管がさびで詰まったためと分かりました。排水管をステンレス製に交換する方針です。
排水管に単なるガス管(軟鋼管)を用いたのは安易だし、管内を清掃する等の維持管理も不十分です。
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浜岡原発、排水管さび詰まり漏れ 3号機の冷却水、定期的に清掃へ
共同通信 2020/6/17
浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)の原子炉建屋で熱交換器の冷却水約12リットルが漏れた問題で、中部電力は17日、排水管にさびが詰まり、水があふれたことが原因だと発表した。今後、定期的に確認、清掃するほか、排水管をさびにくいステンレス製に交換する方針。
中部電力によると今月4日、機器点検のため冷却水の水抜き作業をしたところ、排水管内で発生してたまっていたさびが地下で詰まり、水を流せなくなって原子炉建屋1階であふれたという。漏れた水の放射性物質濃度は検出限界値未満で、外部への影響もなかった。
3号機は2010年に定期検査に入って以降停止。原子炉内に燃料はない。