25日の北海道電力定時株主総会で、泊原発から大気中に放出する放射性物質の量を31年間誤って過少報告していた問題などを受け、外部の有識者や周辺住民らでつくる「安全検討委員会」の設置を求める株主提案が出されていることが分かりました。
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「安全検討委」設置を 北電株主提案 泊過少報告受け
北海道新聞 2029/06/02
北海道電力が25日に開く定時株主総会で、泊原発(後志管内泊村)から大気中に放出する放射性物質の量を31年間誤って過少報告していた問題などを受け、外部の有識者や周辺住民らでつくる「安全検討委員会」の設置を求める株主提案が出されていることが分かった。
北電は5月末、株主総会の議案書をホームページで公表した。提案した株主は49人で、提案に必要な300以上の議決権を確保している。提案では、「原子力施設を管理する北電の能力に対する不信感を、道民に抱かせた」と指摘。「完璧なチェック体制確保のため、委員会を設置し、管理体制の総見直しを行う必要がある」と主張している。