インターネット上で個人売買されている山菜の中には、最大で基準の約4倍の放射能を示すものが含まれていることが、福島市のNPO法人の調査で分かりました。
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基準超え山菜、ネットで個人売買 NPOが放射性物質調査
共同通信 2020/6/20
東京電力福島第1原発事故後の食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性物質を含む山菜が、インターネット上で個人売買されている実態が、福島市のNPO法人「ふくしま30年プロジェクト」の調査で判明した。国の出荷制限がかかっている地域で採取されたとみられる山菜からは最大で基準の約4倍の値が確認された。
同NPOが4~6月にフリマアプリ「メルカリ」や競売サイト「ヤフオク!」、通販サイト「楽天市場」で福島県を除く東日本の9道県で採取したとされる山菜のコシアブラを22人の出品者から購入。公的な検査機関でも採用されている半導体検出器で調べた。