関電は8日、取締役責任調査委員会が、金品受領問題を巡り八木誠前会長ら5人が注意義務に違反し、関電に計約13億円の損害を与えたと認定した報告書を公表しました、
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前会長ら、13億円会社に損害 関電金品問題で調査委
共同通信 2020/6/8
関西電力は8日、金品受領問題を巡り八木誠前会長ら5人が注意義務に違反し、関電に計約13億円の損害を与えたと認定した「取締役責任調査委員会」の報告書を発表した。関電は報告書に基づき損害賠償を求める訴訟を起こすかどうかを17日までに判断する。
調査委が報告書で注意義務違反を認定したのは八木氏と岩根茂樹前社長、森詳介元相談役、豊松秀己元副社長、白井良平元取締役の5人。問題が発覚すれば関電の信用が失墜する可能性を認識しながら取締役会に報告しなかったことなどを注意義務違反とした。
注意義務違反に絡む損失は、不適切な工事による損害や、信頼失墜による営業上の損失など。