原子力規制委員会の職員が利用する情報システムが不正アクセスを受けた問題で、規制委は20日、19年8~9月に最初の侵入があり、職員の認証情報を盗まれた後、20年10月までの間に3回侵入され、データを盗まれていたと明らかにしました。
原発に関しては本来全てを公開するのが原子力基本法の理念ですが、安全管理上秘匿すべき事項にまで不正アクセスされたのであれば話は別です。
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不正アクセス、19年から侵入 規制委、認証情報盗まれる
共同通信 2021/5/20
原子力規制委員会の職員が利用する情報システムが不正アクセスを受けた問題で、規制委は20日、2019年8~9月に最初の侵入があり、職員の認証情報を盗まれた後、20年10月までの間に3回侵入され、データを盗まれていたと明らかにした。
規制委によると、最初の侵入後に盗まれたデータはシステムのサーバーの設定ファイルや職員、請負業者の認証情報とみられるが、特定できなかった。核物質防護に関する情報は外部と遮断された別のシステムで管理しているため、不正アクセスの影響はなかったとしている。
職員が作成した職務の文書などのデータが漏えいした痕跡は確認されていないという。