福島医大は福島県の検討委で、甲状腺検査の昨年9月末時点の結果を公表しました。
4巡目の検査では、昨年6月末の報告から新たに9人ががんと診断され、4巡目のがん確定は25人、がん疑いは5人となりました。
明らかに異常な事態ですが、検討委は常に放射能の影響ではないと断言しています。
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甲状腺検査、がん診断新たに9人 4巡目確定25人、疑い5人に
福島民友ニュース 2021年05月18日
福島医大は検討委で、甲状腺検査の昨年9月末時点の結果を公表した。4巡目の検査では、前回報告(昨年6月末時点)から新たに9人ががんと診断された。4巡目のがん確定は25人、がん疑いは5人となった。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、昨年度の1学期実施を見送った5巡目の検査については、昨年9月30日までの受診者は3070人にとどまった。県と福島医大は、来年度まで検査期間を延長して実施する。
これまでの検査と、2017(平成29)年度から始まった25歳時の検査を合わせると、がん確定は214人(手術で良性と認定された1人を除く)、がん疑いは42人となった。