2024年3月16日土曜日

16- 浜岡原発の防潮堤 海抜25.2mに引上げ

 浜岡原発は地震震央の真上に設置されていて世界一危険な原発と呼ばれて来ました。
 その点の検討がどうなっているかまだ不明ですが、防潮堤の高さについては検討が進んでいて25・2mに引き上げられるということです。
 防潮堤の長さや端部の構造の記載はありませんが、それほど高い津波になると端部からの海水の回り込みのスピードも半端ではないと思われます。
 原発に関するる記事では何故か細部が不明のことが多いのですが何故でしょうか。
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【中電・浜岡原発】
想定される最大の津波の高さを海抜252メートルに引き上げへ
                         静岡第一テレビ 2024/3/15
静岡・御前崎市の浜岡原発で想定される最大の津波の高さについて、中部電力が、これまでの想定より25メートル高い、最大25.2メートルに達するとの評価結果をまとめたことがわかりました。
中部電力では、現在、浜岡原発の3号機と4号機の再稼働を目指し、原子力規制委員会による審査が行われていて、その中ではこれまで、最大の津波の高さを227メートルと想定し、規制委員会に示していました。
こうした中、中部電力は、より厳しい条件で解析をした結果、南海トラフ巨大地震による津波と、海底での地すべりが重なって発生すると、津波の高さが、最大で、252メートルに達するとの評価結果をまとめたことがわかりました。
浜岡原発の防波壁の高さは22メートルで、今後の審査で最大の津波の高さが25.2メートルと了承された場合、中部電力は、防波壁のかさ上げなどを検討していくということです。