2024年3月2日土曜日

避難計画の見直し迫られる自治体 規制委が「策定をサポートする」と

 能登半島地震に関連して複合災害時の避難計画の見直しを迫られている中で、原子力規制214日、屋内退避を原則とする内容を含む「原子力災害対策指針」の見直しの議論を開始しました
 新たな指針は来年3月ごろ取りまとめる見込みで柏崎刈羽原子力規制事務所の伊藤信哉所長は28日、新たな指針をもとに各自治体避難計画を立て原子力規制庁はその策定をサポートする役割だと話しました。
 屋内退避が現実性に欠けるという実感に反して敢えて屋内退避をベースにした指針に拘るなかで、果たして実効性のある策定指針が出せるのでしょうか。
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避難計画の見直し迫られる自治体…原子力規制事務所「策定をサポートする」【新潟】
                       新潟ニュースNST 2024/2/28
能登半島地震では志賀原発周辺で建物の倒壊が相次ぎ、自治体は複合災害時の避難計画の見直しを迫られています。
原子力規制員会は2月14日、原発事故時に屋内退避を原則とする内容を含む「原子力災害対策指針」の見直しの議論を開始。
今後、検討チームで議論し、来年3月ごろ取りまとめる見込みです。柏崎刈羽原子力規制事務所の伊藤信哉所長は28日、県内で開いた説明会で避難計画の見直しについての質問が相次いでいることについて、避難計画は原子力災害対策指針に基づき各自治体が策定するものと指摘
原子力規制庁はその策定をサポートする役割だと話しました。
柏崎刈羽原子力規制事務所 伊藤信哉 所長
「指針の見直しをもとに、各自治体の方々は各々のユニークな地域特性を盛り込んだ避難計画を立てていく、という形になる」