社民党の福島みずほ党首を団長とした調査団14人が、18日、志賀原発で現地調査を行い、志賀原発の敷地内で見つかった10センチほどの段差が北陸電力が公表している11か所の破損部分に入っていないことや、断層の長さを90kmと想定していたのが実際には150kmが一体で動いたことなどを指摘し、「答えは志賀原発、廃炉一択しかない」と述べました。
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「廃炉一択しかない」社民党の調査団が志賀原発を現地調査
MRO北陸放送 2024/3/19
社民党の福島みずほ党首を団長とした調査団14人が、18日、志賀原子力発電所での現地調査を行いました。社民党の福島みずほ党首は「答えは志賀原発、廃炉一択しかない」と述べました。
福島団長は調査後に開いた会見の中で、志賀原発の敷地内で見つかった10センチほどの段差が北陸電力が公表している11か所の破損部分に入っていないことや、能登半島地震の際に起きた、断層の連動などについて指摘しました。
福島党首「北陸電力は96キロ断層が連動するとしかみていなかった。しかし150キロが連動したというのが政府の立場。断層がそれほど連動しないと考えていたのは根本的に間違っていた」
社民党の調査団は北陸電力に対し、志賀原発構内44か所に設置された地震計の1月1日のデータ開示を求めるとともに、志賀原発廃炉に向け、今後、国会で議論していくとしています。