「原発を再稼働させない柏崎刈羽の会」のメンバーは、刈羽村の品田宏夫村長に申し入れ書を手渡し、能登半島地震の例などを挙げて、原発災害から村民の命を守るため、実効性のある防災計画が示されない限り、再稼働は認められないと訴えました。本当に安全に避難できるのか真剣に考える必要があります。
原発が過酷事故を起こす割合が1億分の1などとしたのは原発の安全神話全盛時代の話で、現実はもっと遥かに大きな確率(世界中の原発を対象にすると20年に1回の割合)で過酷事故は起きています。
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刈羽村
双方相容れず 原発再稼働「認められない」市民グループが村長に申し入れ
UX新潟テレビ21 2024/3/29
柏崎刈羽原発の再稼働に向けた動きが活発化する中、刈羽村の住民が安全性への不安から再稼働は認められないとする申し入れ書を村に提出しました。
「原発を再稼働させない柏崎刈羽の会」のメンバーは、刈羽村の品田宏夫村長に申し入れ書を手渡しました。東日本大震災、そして能登半島地震を挙げて、原子力災害から村民の命を守るため、実効性のある防災計画が示されない限り、再稼働は認められないと訴えました。
■市民
「私たちが犠牲になりたくないと言っている人たちが多い。」
■品田村長
「可能性の話をしだすと、リスクで例えば100万分の1、1億分の1になるか、リスクの話をしないと可能性があるだけで動けないことはない。」
■原発を再稼働させない柏崎刈羽の会・高桑千恵さん
「いつももこんな感じで基本のところで分かりあえない。」
市民側は避難の課題などについて質問し、品田村長は「期限までに回答する」と伝えました。