相馬双葉漁協が12日に実施した試験操業で漁獲したアカガレイから1キロ当たり54ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
同漁協といわき市漁協は出荷を停止しました。
食品衛生法の基準値1キロ当たり100ベクレルは下回っていますが、県漁連が独自に定めた試験操業の出荷基準である同50ベクレルを上回ったためです。
原発から30キロ以上離れた試験操業海域の魚介類からいまも高レベルのセシウムが検出されるのは、福島原発から持続的に放射性物質が排出されているためと思われます。
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アカガレイ出荷停止 エゾアワビ、5月試験操業調整
福島民報 2014年3月14日
相馬双葉漁協が12日に実施した試験操業で漁獲したアカガレイから1キロ当たり54ベクレルの放射性セシウムが検出され、同漁協といわき市漁協が出荷を停止したことが13日、分かった。同日、県水産会館で開かれたいわき市漁協の試験操業検討委員会で報告された。
食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)は下回っているが、県漁連が独自に定めた試験操業の出荷基準である同50ベクレルを上回った。今後は複数回のモニタリングを実施して数値を確認した上で、出荷の再開を判断する。
委員会では、エゾアワビの試験操業を5月から実施する方向で調整する方針についても確認した。